平井美葉さんを推すことを決めた話

この記事は『もっとハロブロを読まれたい!ハロヲタブログ Advent Calendar 2022』11日目の記事の記事です。

 

BEYOOOOONDS /SeasoningS の平井美葉さん、23歳のお誕生日おめでとうございます!!!!!!!!!!!!

平井美葉さんのこれからの人生が輝かしく豊かなものでありますように…

 

 

 

さて、今回フォロワーさん(柚樹ログ @exloyrog さん)主催の#ハロヲタブログアドカレ2022 の企画を見かけた際、平井美葉さんのお誕生日の12月11日が空いていたのでこれは平井美葉さんについて何か書かねば…!と勢いで手を挙げてみたものの、平井美葉さんについて何を書こう…となかなか手が進みませんでした。

というのも、平井美葉さんの魅力を伝えようにも言葉にするのが難しく、平井美葉さんのこととなると「かっこいい…」とか「かわいい…」とか「ギャーーーーーッ!!!!!(絶叫)」とか「…………(号泣)」といったように語彙がゼロになってしまうのです(もはや人語ですらない)。

 

そこで今回は平井美葉さんについてと言うよりかは、平井美葉さんにいかにして私が沼落ちしたか、いわゆる沼落ちブログを書いてみようと思います。(アドカレの趣旨に沿ってます?合ってます???(©︎堂島孝平))

 

と、その前にまずは簡単な自己紹介▽

名前:よねむら/よね(ある界隈からは「平井担*1」と呼ばれているとかいないとか…)

 

オタク遍歴:嵐の大野智のオタクを人生の半分くらいやっており、現在ジャニーズではTravis Japan*2Sexy Zone*3を中心にオタクをしている。昨年SHOW BOY騒動*4きっかけふぉ〜ゆ〜*5にハマり、その年末IVE*6にも沼落ちしK-POP界隈にも推しができた(その他推しアーティストはTwitterのプロフィール欄参照)

 

ハロオタ遍歴:2018年に「46億年LOVE」をきっかけにアンジュルムにハマる(和田彩花さん推し)。和田さんご卒業以降はアンジュルム箱推し。ある日突然平井美葉さんに落ちる(至現在)。

 

とまあ、そんな私と平井美葉さんのこれまでの歩み ─私がいかにして「平井担」となったのか─ を振り返ってみよ〜✊と思います。

 

 

2019年3月

初っ端からいきなり大反省案件が発覚しました…。2018年の11月にアンジュルムのオタクになり、オタ歴4ヶ月そこそこで2019年3月のひなフェスにひとり参戦していました。実はその回にのちの推しになる平井美葉さんが抽選で掴み取ったソロを披露していたのです。ですが当時ハロメン全員の顔と名前も一致していないまま完全に勢いで参戦していたため、ひなフェスという奇祭に圧倒されるままに終わり、パフォーマンスの詳細の記憶がほとんどありません…。(あまりにもギリギリにチケットを取ったため席がほぼ最後列だったのもある…という言い訳…)きっと良いパフォーマンスだったのは間違いないと思うのですが、そこで他に推しを見つけるマインドには到底達していない未熟さがあり、平井美葉さんの魅力に気づかない鈍感なオタクでした。のちに自分が初めて行ったひなフェスで平井美葉さんがソロ披露していたことに気付いた時はなかなかショックでした。

 

 

2019年5月

ハロオタになって半年くらい、この頃はハロオタのルーティンがなんとなく身についてきて、いつも通り見ていたハロステでBEYOOOOONDSがデビューすることを知ります。今でこそハロプロ全体を見渡しているハロオタですが、当時はアンジュルムを知って間も無く、「アンジュルムのオタク」という自認だったため、他のグループへの関心やアンテナの張り具合も今ほどではなかったです。(そういえば自分が「ハロオタ」だと自覚するようになったのはいつごろなのだろう…)

デビューへの意気込みを一人ずつ語るシーンで一人だけ号泣している子がおり、自分もよく泣く人間なのでなんとなく印象的でした。「一般加入の子かな?めちゃくちゃ泣いてるな…」とぼんやりとした感想を抱いたことを覚えています。それがのちの推しになる平井美葉さんでした。

※↓時間指定済み(14:53)

youtu.be

 

 

2019年8月

BEYOOOOONDSがデビューした2019年8月頃の私はというと、アンジュルム最推しの和田彩花さんの卒業後ソロ活動が始動しはじめた頃でした。和田さんのソロ活動の動向を追いかけるのとアンジュルムのオタクをすることで精一杯でしたが、BEYOOOOONDSのデビューは周知の通り鮮烈でした。

そしてミーハー&フッ軽な私は、BEYOOOOONDSのリリイベに行きました。

BEYOOOOONDSのことよく知らない状態でしたが、パフォーマンスのエネルギーに圧倒され泣きました…しかしこの時点ではまだ「平井美葉さんの魅力に気づかない鈍感な人」に留まります。

 

それからしばらくは引き続き和田彩花さん・アンジュルムを中心にハロオタとしてすくすくと成長していきます(?)

 

 

2019年11月

そんな中、最古と思われる平井美葉さんに関するツイートがこちら

ターミネーターに平井美葉さんは出ていません

 

…最初からこの調子なの?(最近のツイートとあまり変わってないような…)

私は推しを「フルネーム+さん」で呼びがちなオタクなため、「平井美葉“ちゃん”」と「ちゃん付け」で呼んでいることから、推しではなく「ハロメンのひとり」という認識であることがわかります。そして現在私はハロメンをニックネームで呼ぶとき以外は基本的に全員「さん付け」で呼んでいるため、そのルールが施行される前の、ハロオタとして初期段階であることがうかがい知れます。

 

 

2020年1月

その次の平井美葉さんに関するツイートがこちら

 

2ツイート目にしてすでに危機感を覚えている。

「絶対に」を2回連呼しているので相当確信的だったのでしょうか。

長年オタクをやっていると勘が鋭くなってくるのかも知れません。

 

そのtiny tinyが、こちらの動画。

私が危機感を覚えたのは平井美葉さんが自身で振り付けをしたダンスを披露したこちらのシーンです ↓時間指定済み(34:47) サムネがもうかっこいい

youtu.be

「軸」「静と動」を感じるダンス。軽やかなステップ。クールな表情の中にある静かなる情熱。しかもそれが自分で考えた振りつけという…。

私が平井美葉さんの魅力に気付いた瞬間はこの時だったように思います。

平井美葉さんのパーソナルな部分についても、このtiny tinyが知るきっかけになりました。

宝塚が好きで、「表現者」や「舞台人」に憧れていたこと、お姉様の影響でハロー!プロジェクトが好きになったこと、オーディションを受けた時や合格した時の心境、絵を描くのが好きな一面があること……

落ち着いているけど一生懸命さが伝わってきて、声が可愛らしくて、纏っている雰囲気や佇まいがほわほわしていて……好きってなりました(語彙力)。

 

 

そしてふと脳裏に某推しの姿がよぎっていました。

(当時はあからさまなツイートをしていなかった(仲間内のLINEでは叫んでいた)ので、別時期のツイートを代入)

 

ここで声を大にして言いたいのが私は平井美葉さんが大野智さんに似ているから平井美葉さんを好きになったのではなく、自分のアイドルに対する好みにあてはまる人物が大野智であり平井美葉だったということです。つまり彷彿とさせるのは事実…

 

 

それにしてもこのtiny tinyを見てからもうすぐ3年が経とうとしているのですね…tiny tinyって本当にいい番組ですね(tiny tinyポーズをしながら)

 

 

2020年4月

その次の平井美葉さんに関するツイートがこちら

 

平井美葉さんの「明晩、ギャラクシー劇場で」ですよ…

「明晩、ギャラクシー劇場で」はアンジュルムでも特に好きな曲かつライブでなかなか披露されないレア曲です。ダンスのキレはさることながら、自身で考えた振りを入れ込んでいたり、先生に教えてもらったポイントを字幕に入れていたり…

0:57あたりの「上からウエーブ」の振りがとても綺麗。好き。(綺麗なウェーブに弱い)

↓インスタの直接リンクも貼っておきます

www.instagram.com

 

あと平井美葉さんのおいら呼びに弱い。大野智を彷彿とさせるので。

手遅れであることは明らか。

 

 

2020年7月

なんの叫びかというと、ソロフェスで平井美葉さんが出演したときの叫びです(ハッシュタグくらいつけなさいよ)

 

平井美葉さんはこの年こぶしファクトリーのCome with meを披露されました。

本当にかっこよかったです…

 

 

 

程なくして、FSKの購入を検討し出します。

それまでアンジュルム以外のFSKを購入したことがなく、大きな決断でした。

 

このソロフェスFSKの購入以降、平井美葉に関するツイートが爆増します。

すでに沼の底にいることが当時のツイートから見て取れますが、まだ「推し」と明言しない時期が続きます。

 

 

2021年2月

※↑ソロフェスから8ヶ月後

 

 

(無駄に)葛藤期

 

なぜこんなに平井美葉さんを「推し」と受け入れることに(無駄に)抵抗してしまうのか。今となっては不思議なのですが。

アンジュルム以外に推しができることが初めてだったこともありますが、当時は長年推してきた嵐の大野智さんが2020年末をもって活動休止に入ってすぐの頃。アイドルには卒業や予期せぬ活動休止など、人間を推すことすなわち別れが伴うことを身に持って感じていた時期だったからこそ余計に慎重になっていたように思います。大野さんの活動休止が発表された当時(2019年)は「これで私のアイドルオタク人生も少しは落ち着くのだな…」と思っていたのですが平井美葉さんの魅力に抗うことはできませんでした。

 

 

2021年3月

「好き」を自覚した後の葛藤を経て

 

 

平井担ノケツイ

 

 

そして聖域へ──

自分の中で推しの名前をTwitterのプロフィール欄に表記するマイルールがあります。これはなかなかの覚悟を持って行う行為です。↑みよの日から3日後に断腸の思いで追加(断腸の思いとは一体)

 

 

──────

 

 

そんなわけで、名前もうろ覚えの中ひなフェスで平井美葉さんをお見かけしてから「推し」として受け入れるまでの約2年の歩みを掻い摘んでご紹介しました。そして来年の3月4日(みよの日)でその日からさらに2年経つということに驚きを隠せません…

 

平井美葉さんが推しになって以降、初めての推しとチェキを撮ったり、バースデーイベントに参加したり、森ビヨに心をかき乱されたり、花鳥風月の風公演を奈良まで観に行ったり、(局所的に)平井担と呼ばれるようになったり…ひとつひとつにたくさんの騒動思い出があるのですが、ここでは書き切れなそうなので割愛します。。

 

自分の過去ツイートに頼り切った拙いブログでしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

最後に、

 

平井美葉さん、お誕生日おめでとうございます!!!!!!!!!!!!

生まれてきてくれて、アイドルになってくれて、出会ってくれてありがとうございます!!!!!!!!!!!!

平井美葉さんの人生に幸多からんことを……

 

平井担より。

 

 

 

 

 

*1:「〇〇担」という呼称は一般的にジャニーズのオタク(ジャニオタ)に使用されるが、平井美葉さんが筆者の好きな嵐の大野智氏や少年隊の錦織一清氏などを彷彿とさせるようなジャニーズさながらのカッコ良さであることに起因し、あえてジャニオタ文化である「担」を用いて呼ばれるようになった。

*2:今年10月28日デビューしたジャニーズの7人組グループ。デビュー曲「JUST DANCE!」が世界配信中

*3:2011年デビューのジャニーズの5人組グループ(マリウス葉が活動休止中)12月にドームコンサートが控えている

*4:「舞台『SHOW BOY』が面白そう」と騒いだ平井担が周囲のハロオタやジャニオタを巻き込みながらSHOW BOYを観劇するまでの騒動

*5:ジャニーズの4人組グループ。全員名前に「ゆう」がつく。“歌って踊れて座って喋れる”いぶし銀ジャニーズ。来年SHOW BOYの再再演が控えているのではと巷で噂されている

*6:2021年にデビューした韓国アイドルの6人組ガールズグループ。今年10月19日に日本デビューし、紅白歌合戦への出場が決定した

推しが増えた話

突然ですが2022年3月、新しい推しができました。

韓国のアイドルグループ「IVE」(アイヴ)のLIZ(リズ)さんです(以下敬称略)

 

とりあえずIVEのデビュー後初のカムバ最新曲「LOVE DIVE」を見てください👇

youtu.be

 

メンバーは以下の通り。

上段左からからガウル、イソ、リズ(私の推し)

下段左からレイ、ユジン、ウォニョン

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元IZ*ONEメンバー&日本人も所属!新ガールズグループ「IVE」からコメント到着! https://youtu.be/3Vj1a3z7CrY

いつも何かしらの推しについて叫んでいるオタクこと私、ついにK-POP界隈に推しができました。(2020年にも別のグループにハマりかけてなかった?!)

 

正式に推しが増えるのは約1年ぶり(2021年3月以来)。

 

ツイッターのbio欄に推しの名前を記載しているオタクなのですが、年々推し増しのスパンが年々短くなっており(助けてくれ)、このまま推しが増え続けてbio欄の文字数が足りなくなるのではないだろうかと恐怖に怯えています(?)

 

気づけばいろんな方を推している私ですが(こんなハズジャナカッター)、リズに抱いた感情や傾向がこれまでの推しと異なる部分があったので、IVEのリズを推すに至った経緯も含めていろいろを書いてみようと思います。

 

 

2021年12月1日

韓国の女性アイドルグループ「IVE(アイヴ)」がデビューしました。

MONSTA Xなどが所属する芸能事務所STARSHIP Entertainment所属の6人組です。

※IVEの詳細については有識者によるこちらの資料をご参照ください。

 

IVEのデビューとともに私のツイッター界隈ではIVEの布教者が現れ、フォロワー(主にハロオタたち)が次々とIVEのMVを見始めるIVE騒動が巻き起こり始めていました(すぐ騒動にする)。

 

私はその様子を横目に見つつも、ハロプロの最推し関連(バースデーイベント*1や写真集発表*2)で頭と精神のキャパがいっぱいだったため、IVEのコンテンツに触れるのを控えていました。(心に余裕がないと新しいものに手を出せない性分…)

 

完全にTLで流行っていたのIVE騒動には乗り遅れていました。

 

2021年12月29日

年末休みに突入し、1年の振り返りスペースを終えたことで気持ち的に一区切りついたためやっと話題のIVEに着手することに。

 

IVE布教主導者のお導きのもと、まずデビュー曲MV、各ステージ動画、チッケム(各メンバーごとの推しカメラ)を見ました。

 

この段階で気になったのはユジンさんのダンスでした。

細かい振り付けまで繊細かつハッキリ踊っていて見ていて気持ちがいい。表情も豊かで惹きつけられる…というのが各動画を見ての印象でした。

 

 

次に見たのがYouTubeで配信されていた「1,2,3 IVE」という動画。

これはIVE公式チャンネルが配信しているIVEのデビューまでの過程を追った“リアルバラエティ番組”で、ダンスや歌の練習風景や撮影の裏側、バラエティ企画の様子などが収録されています。

 

youtu.be

初回であるEP.0では自己紹介とデビューに向けた想い、他のメンバーの紹介と、EP.1以降のダイジェストからなる構成でした。

 

そのEP.0で···見つけてしまったのです················

 

 

得体の知れないときめきと心がざわざわする感覚を覚えました。

 

この気持ちはなんだろう(©︎谷川俊太郎)····

 

よくわからない感情をいったん保留にしてEP.1を見進めました。

 

各ダンス動画を見てユジンのダンスが気になっていた矢先だったので、パフォーマンスから推しになる傾向があった私はユジンに特に注目しました。

 

ユジンのリーダーとしての葛藤、グループでの立ち位置やメンバーからの信頼度、カリスマ性は歴代の推し(大野智さんや和田彩花さんや福田悠太さん)を彷彿とさせました。

私はやはりリーダーを推す傾向があるのかもしれない…

そんな疑い(?)を持ちつつ、EP.2まで見進めて出た答えは…

 

 

(とっくに気づいてはいた)

 

先述した通り、ユジンに対しては警戒していましたが他のメンバーは完全にノーマークでした。

 

EP.0でリズに感じたときめきの答え合わせをするように見進め、見れば見るほど好きになってしまうこの感じ、知ってる···

 

沼落ちだ···(悟った)

 

 

推し活において“様々な騒動”*3(私が推し関連の出来事に騒ぎ動くことを指す)があった2021年の暮れ。1,2,3 IVEを見始めるつい前日に「2022年は推しはもう増えないだろう」とフォロワーに宣言していた矢先のことでした。

(※結果的に2021年内にリズに沼落ちしているので、今のところ宣言通りではある)

 

 

また推しが増えてしまうのか?______(絶望)

 

 

推しが増えることへの恐怖と向き合いながら好きを認めたものの、まだ「推し」とするには時期尚早だと考えました(無駄に抵抗するオタク)。

 

というのも、過去に正月休み限定で某アイドルにハマり、その後熱が冷めてしまった前科がある(それにもいろいろ要因はあるのですが割愛します)ので、これはその正月休み景気の再来かもしれない、またしばらくしたら熱が冷めてしまうかもしれない……と、自分の感情に対して疑心暗鬼になっていました。

 

そんなこんなで推しと認めることに慎重になっていたので、3ヶ月は様子を見ることに。気付けば自分のオタク歴も長くなり、余計なことを考えて尻込みしてしまうことに切なさを感じる…。

 

リズが好きという気持ちは認めつつ、1,2,3 IVEのリズを見ていると得体の知れないざわざわを感じることは続いていました。

 

この気持ちはなんだろう(©︎谷川俊太郎)(2回目)····

 

その正体に何となく気づいたのはEP.6の配信を見たときでした。

 

youtu.be

 

「この空気感、知ってる…」

 

 

まるで自分を見ているような気持ちになっていると気づきました(容姿ではなく、性格やメンタリティーの話)

 

例えば、

・緊張しいでカメラなどに注目されることが苦手なところ

・人見知りだけど親しくなると割りとふざけるところ

・リアクションが大きいところ

・スキンシップが苦手そうなところ

・涙もろく感動屋なところ(EP.6でリズが泣くシーンではシンクロするように涙が出ました)

 

などなど···

 

言語化できていないことも多いのですが…。

これまでの推しの傾向として、その人の生き方や考え方への信仰にも似た尊敬・憧れ・理想像からくることがほとんどで、歌って踊るアイドルに対してはパフォーマンスから入ることが多かったはずでした。

 

ハロプロの推しにジャニーズの推しを彷彿とさせる業の深いオタクが、自分を彷彿とさせるアイドルを見つけてしまった…

 

 

 

革命が起こりました……

(どう転んでも業が深いオタクになってしまうのはなぜ)

 

 

 

※だいぶ独りよがりな気がしたので、自分をよく知る姉や友人やIVEの動画を見せ感想を聞いてみたところ、

姉「何となくとしか言いようがないが似てる」

友人A「同じ表情がフラッシュバックする」

という証言がありました(ちょっと喜んでいる自分がいる)

 

 

2022年3月29日

そんなこんなでリズを見る度に悶絶しながら3ヶ月が過ぎ、無事3月29日(ミニョクの日*4、リズを推すことを決心しました。またbioに名前が増えました。もうこれ以上増えませんように!!!!!!!!!

 

 

まとめ

振り返ると、軽率に沼落ちして無駄に抵抗しているな…(いつものこと?)

抵抗感を覚えるのは、舞台上のパフォーマーとしての姿ではなく、一人の人間の中身を愛おしむことに罪悪感を覚えている節があるからです。

自分の業の深さを自覚してこれからも苦しみながら推していくのでしょう……

 

 

一方で、リズに親近感やシンパシーを抱いていることを自覚してから自分の弱点と思っていたそれらを前よりは肯定できるようになったような気がします(いいことなのか、悪いことなのか…)結局は都合の良いように解釈しているだけかもしれないけど。

 

日々成長していく姿(1,2,3 IVEの「親友ノート」企画のおかげか、すでにカメラに慣れてきている)に置いていかれないように焦る気持ちもありつつ(※いい歳した大人)、手の届かないところまでどこまでも行ってほしい気持ちもありつつ。

 

アイドルになりたい思っているわけではないけれど、推しには自分の内面が投影されるものですね。

 

今後リズが、あるいは私が変わっていって、リズに抱く感情が「共感」「共鳴」から超越して別のものになるのか、静かに心が離れてさよならを云う日が来るのか。はたまたオタク自体を卒業する日が来るのか(それは無理だろう)。

 

 

先のことはわかりませんが、推しは推せる時に推せの勢いでファンクラブに入りました(軽率なオタク本領発揮)

IVEが気になったあなた(ほぼリズの話しかしてない)、早期入会特典対象は明日(4月15日)までです!(※2022年4月14日現在)

 

 

 

推しが遠くに行きがち(活動休止、卒業、留学 etc…)なオタク、ついに最初から物理的に遠くにいる推しができてしまいました。

少し近いけど少し遠い地から、あなたの幸せを願っています。

 

 

youtu.be

 

 

내 앞에 있는 너를

그 눈에 비친 나를

사랑하게 됐거든

 

私の目の前にいるあなたを

その瞳に映る私を

愛するようになったの

 

— IVE「ELEVEN」より —

 

平井担SHOW BOY騒動の話

"全世界待望!奇跡の再航海決定!"と銘打って今年の夏開幕したふぉ〜ゆ〜の主演舞台「SHOW BOY」の大千穐楽を終え1ヶ月が経ってしまいました。
7月頭から現在に至るまで事あるごとに私がツイッターで騒ぎ散らかしてきた「SHOW BOY」について、今更ですがちゃんとまとめておこうということで筆不精ながらやっと書き始めました(テスト前に部屋の掃除をしたくなる人)。
 
2021年のこの夏は間違いなくSHOW BOYと共にあったので、いつの日か再再演したときにこの夏の思い出が蘇ってくれたらいいなという思いで、SHOW BOY乗船に至った経緯と一連のなんやかんや —平井担SHOW BOY騒動— を振り返ろうと思います。
 
 
 
STORY そもそも「平井担SHOW BOY騒動」とは…?
 
2021年7月頭、平井美葉さんのオタク(通称:平井担=私)がTLのオタクたちのつぶやきを聞きつけ「SHOW BOYという舞台がどうやら半端なく面白いらしい(※内容は不明)」とTL騒ぎ出すと、平井担のフォロワーのジャニオタやハロオタが次々とチケットを取り、観劇させるまでに至った騒動。この騒ぎをきっかけにSHOW BOYを観劇した平井担のフォロワーは6人、動員総数は平井担本人の分を入れると12回にのぼる。またこの騒動では平井担を取り巻く界隈(平井担界隈)の中で、これまでの推し遍歴の統計に基づくと平井担はふぉ〜ゆ〜の福田悠太に沼落ちすることが観劇前から約束されており、観劇後の自担認定の行方にも注目が集まったという—。
 
平井担がSHOW BOYの観劇に至るまでの物語を時間を巻き戻して順番に振り返ってみよう。
 
と、その前に〜♪
 
 
 
PROLOGUE 「平井担」について(自己紹介)
 
何を隠そう「平井担」とはあたいのこと。今更ですが平井担の所以でもある「平井」がどこから来ているかというと、ハロー!プロジェクトのBEYOOOOONDSに所属するアイドル、平井美葉さんに他ありません。ちなみにジャニーズではありません。ご存知の方も多いと思いますが「〜〜担」という呼称は、一般的にジャニーズのオタク(ジャニオタ)に向かって使われる呼称です。なのに、なぜ「平井“担”」なのか…。
その理由は、私は長いことジャニオタをしてきたこと、そして平井美葉さんのパフォーマンスが私が推してきた大野さんや少年隊の錦織さんなど、ジャニーズさながらのカッコ良さであることに起因しています。そう、何を隠そう私は平井美葉さんのパフォーマンスに大野智を思い出さずにはいられないという少々やっかいな業(カルマ)を抱えているオタクです。(もちろん他にも平井美葉さんの好きポイントはたくさんあるのですがここでは割愛します)
 
そんな平井担とその周辺で起きた平井担SHOW BOY騒動の全貌が、今、幕が開く…!?(時系列に振り返ってみよ〜!)
 
 
 
#1 SHOW BOYとの出会い
 
6月下旬。SHOW BOYが開幕する1、2週間前、もう一人の平井担(平井担兼ふぉ〜ゆ〜*1担)が狂ったようにSHOW BOYの話をしているのをTL上で目にするようになる。この時はまだSHOW BOYがどんな舞台かわからなかったため、SHOW BOYという舞台があるという認識にとどまる。
 
同じ時期に大野担兼松倉担のフォロワーがSHOW BOYの同行者を探すチケツイを出しており、気になりつつも無事にお譲り先が決まったのを遠目から見届ける。(いま思えば、このあたりからSHOW BOY騒動は始まっていた)
 
7月2日、SHOW BOYが開幕した次の日。またもう一人の平井担が狂ったように()SHOW BOYの話をしているのを目にする。程なくして以前チケツイを出していた大野担兼松倉担が観劇の興奮のままSHOW BOYを大絶賛しており、また、松倉担兼川村推しのフォロワーも観劇予定っぽいぞ?と、見事に同担、しかも複数の推し被りのオタクが揃いも揃ってSHOW BOYを大絶賛していることに気付く。「このオタクが見ていたらきっと面白いのだろう」というオタクの本能?が反応し、「行くしかない」という気持ちに。気付いたらチケットを探し無事確保する。(その間20分)
 

 

 
—平井担SHOW BOY観劇まであと22日—
 
 
 
#2 サブリミナルふぉ〜ゆ〜
 
7月9日、おまいつのフォロワーと「2004 嵐!いざッ、Now Tour!!」のDVD同時鑑賞会をスペースにて開催(いざなうの映像を見るのは10年ぶり?くらい)。大野さんのソロ「TOP SECRET」の時、バックについているのがふぉ〜ゆ〜だとフォロワーに説明を受けたがそのときは大野智のパフォーマンスを見ることに集中して軽く受け流す(受け流すな)。かろうじて松崎さんがいることに気づく。
 
翌日、鑑賞会の興奮冷めやらぬままだったのでTOP SECRETを見返すと、ふぉ〜ゆ〜全員いる〜!ということに気づく(アハ体験)。
何百回と見ているはずの映像に、ふぉ〜ゆ〜がバックについていたことに今になって気づいたこと(これがかの有名な「サブリミナルふぉ〜ゆ〜」)、自分の中で伝説的な曲のバックについていたJr.が現存のジャニーズだと夢にも思わなかった(勝手にみんな辞めてると思っていた)ので鑑賞会イチの衝撃を受ける。
 

 

 
#3 ふぉ〜ゆ〜包囲網(To Be 福田担説)
 
SHOW BOYのチケット秒速確保、いざなうサブリミナルふぉ〜ゆ〜事件で私のツイートがもう一人の平井担(ふぉゆ担)のリツイートによってふぉ〜ゆ〜界隈に届き始める。ふぉゆ担のエアリプによるやりとりで「平井担」というワードが広まり始め、「平井ってジャニーズいたっけ?」と一部のふぉゆ担を困惑させる事態に。

 

同時にふぉゆ担からエアリプで布教ツイートが繰り広げられたり(FF外なためもう一人の平井担のRTによって私のTLに届く仕様)、噂を聞きつけたジャニオタの友人からふぉ〜ゆ〜のコンテンツ一覧が送りつけられ、恐る恐るふぉ〜ゆ〜を履修する。その節はありがとうございました。

 

結果、ふぉ〜ゆ〜がめっちゃおもろいことに気づく(語彙力)。先輩のバックや伝統的舞台で幾多踊ってきたジャニーズの申し子(cv.辰巳雄大)ってくらいめっちゃ踊れる。Jr.を卒業したグループでありながらCDデビューしてないという事務所もどうしていいかわかんない立ち位置なのになんだか愉快な人たちで、ジャニーズの王道の華がありながらどこかアングラ感もあってみんな喋りがおもろいし玄人感と安定感すごい…。
 
一方、私の推し遍歴をよく知るフォロワーから「平井担は統計上福田悠太に落ちるに違いない」という予想が立ち始める。そしてふぉ〜ゆ〜を履修していく過程でその沼に危機感を覚える。福田悠太の何が怖いって、LINE LIVEの配信で紹介してる音楽の趣味がゴリゴリに刺さる(アンビエントとかテクノとかの選曲がツボすぎて私が行ったヤン富田原美術館公演で福田さんの姿が見た気がしてくる。細野晴臣選曲された時ははっぴいえんどは平井美葉さんも好きって言ってたし大野さんは坂本龍一聞くしで3人でYMO組むんか???と思った)私服がかわいい(Olive(小沢健二が全盛期だった頃のオザケンファンのバイブル)かよ)し、手拭いを毎日持ち歩いてる(大学生のとき一時期手拭い集めにハマってたことがあったワイは衝撃を受けた)し、しゃべると身近にいそう(だけど絶対にいない)なところ。)
現場落ちのはずが履修段階で早くもこじらせるところだったがギリギリのところで踏みとどまった(あぶね〜〜〜〜〜〜!!!!)

 

 
#4 「SHOW BOY流行ってる」
 
ふぉ〜ゆ〜を履修しつつ福田沼に危機感を思えていたその頃、一方で、SHOW BOYやふぉ〜ゆ〜についてのTLで騒ぎ(?)を聞きつけたフォロワーがSHOW BOYのチケットを取ると、噂が噂を呼び?他のフォロワーも次々にチケットを確保しだす。(主にジャニオタ兼ハロオタ、嵐(大野)担、アンジュオタ(和田さん推し)など、のべ6人) 

 

 
 
しかしながら、当の本人は同行を誘った友人との兼ね合いでこの時はまだ観劇していないので、SHOW BOYの内容に関わる布教は一切していないにも関わらずフォロワーが次々チケットを取りだしたのがこの騒動の一番怖いところである。「SHOW BOYという舞台がなんだか面白いらしい」という噂だけで、ふぉ〜ゆ〜をよく知らない、あるいは全く知らないフォロワーが次々と観劇予定に…。
 
 
結局、私の騒ぎがきっかけでSHOW BOYのチケットを取ったフォロワー全員が私より先にSHOW BOYを観劇する事態に…(大阪公演を観劇予定のフォロワーを除く)。7月2日にいち早くSHOW BOYの評判を聞きつけ、秒でチケットを取った身としては複雑な想いにもなったが、なぜかみんながSHOW BOYのチケットを取ってくれたことに喜びを感じる(※何度も言うが、本人はまだSHOW BOYを観てはいない)

 

 
#5 平井担、ついに乗船
 
7月24日、フォロワーのSHOW BOY乗船ラッシュを見送り続けて迎えた観劇日。松倉担兼川村推しのフォロワーに平井美葉さんのFSKを譲り受ける約束を果たし、見送られながらクリエに乗り込む。
 
ここでやっと舞台「SHOW BOY」自体についての説明を(遅)。
「SHOW BOY」は2019年の初演を経て今年再演されたふぉ〜ゆ〜主演のミュージカルで、舞台は巨大な豪華客船、その名も「SHOW BOAT」。このSHOW BOATで午前0時に開幕するショータイムの一時間前からストーリーが始まります。
 
幕が上がった瞬間から鳥肌が立ちまくりで、一気にSHOW BOYの世界に引き込まれました。目の前で起こっている華やかな歌やダンスのエンターテイメントのパワーがものすごく、ただその場所にいるだけで楽しくて、気づいたら笑いながら泣いているような、そんな舞台でした。息苦しいと感じる事が多い世の中だけど、人生って最高かもしれない思わずにはいられない、そんな作品でした。何も伝わっていないと思いますが、今後再々演があった時なるべく事前情報なしで観劇してほしいのでこのくらいにしておきます。とりあえず観て!事前情報なしでただ劇場の椅子に座って!!!!
 
そんなこんなで無事にSHOW BOYを観劇し終え、空の写真を撮り(平井担の矢がみんな撮っててやりたかったやつ!)Life is SHOW TIMEなので世界に向かってハローなんつって手を振りたくなっちゃうわけですよ。

 

終演後、私の騒ぎがきっかけでSHOW BOYを観劇してくれていた大野担がわざわざ駆けつけてくれ、花束までいただいてしまい(!?)、嵐現場でもお会いしたことがなかったのにまさかのふぉ〜ゆ〜現場で邂逅できました。引き合わせてくれたSHOW BOYとふぉ〜ゆ〜、ありがとう…

 

 

 

#6 平井担は結局誰担なのか

 

終演後、平井担ふぉゆ担界隈ではSHOW BOYを経て平井担は誰に沼落ちするのか(平井担SHOW BOYダービー)の結果をツイッタースペース「平井担SHOW BOY観劇祝賀会 (通称:平井担ANN)」にて発表することに…。結果、暫定で福田担ということに落ち着きました。というのも、SHOW BOYのギャンおじ(越岡さん)のダンスがめちゃくちゃ良くて…。正直あんなに良いと思わなかった。予想外に良かった(良いいということしか伝わらない文章…)でもやっぱり福田さんのダンスはバチクソに好みでした。。

 
#平井担ANN#平井担のANN)の議事録はこちら

 

 

EPILOGUE

SHOW BOYを初観劇した後、7月27日の東京楽と8月7日の大千穐楽も結局チケットを取り観劇(フッ軽こわい)。ちなみに、どちらもチケットの取引の際に「平井担の方ですか?」と聞かれる現象が発生した(「はいそうです」と答えた)。

 

千穐楽前々日はSHOW BOYのあるシーンの元ネタになった映画「ペーパームーン」を、前日はふぉ〜ゆ〜が出演していた舞台「Endless SHOCK」(1000回記念公演)の円盤を観て予習(?)。(SHOCKはスペースでフォロワーと同時試聴会をしていたのですが、私が誤ってDisc2から再生していたことが発覚する珍事件も発生(?))。8月7日はマチネしかしないつもりが当日にソワレのチケットを確保し()計4回SHOW BOYを観劇しました。何回でも観たくなるし何回観ても面白いからすごい。

 

この夏はSHOW BOYの記憶しかないと言ってもおかしくないくらい、SHOW BOY一色でした。ありがとうSHOW BOY。ついでにしっかりとふぉ〜ゆ〜にもハマりました。CDケースデビューおめでとう!!!!(買ったよ!!!!)

 

また来年再再演があることを願って。

末永く上演される舞台になりますように!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「平井担SHOW BOY騒動」の一連とツイートをまとめたTogetterはこちら

togetter.com

 

 

平井担からのお知らせ

そんな平井担の所以でもある私の推し、平井美葉さんが主演を務めるBEYOOOOONDS舞台「眠れる森のビヨ」Blu-ray(+サントラCD付き)が9月15日に発売されます!よかったら観てね〜!

 

*1:ジャニーズの4人組グループ。全員名前に「ゆう」がつく。“歌って踊れて座って喋れる”いぶし銀ジャニーズ。

「夢のHollywood」がスゴいって話

 
まずは!
 
夢のHollywoodダンス動画100万回再生おめでとうございます! #夢ハリミリオン !!!!!!!(2020年9月24日現在)
 
 
 
 
この夢ハリミリオンムーブメントは、先日9月17日に公開された「Travis Japan【ダンス動画】夢のHollywood(dance ver.)」再生回数を初週で100万回達成したい!Travis Japanのみんなに喜んでほしい!というファンの気持ちが台風の目となり巻き起こりました。
 
 
公式からの企画というわけではなく、本人からの要望があったわけでもなく、オタクがミリオン達成したい「だけ」で起こったムーブメントというわけです。アツい…
 
ちなみに夢ハリフルバージョンが初披露されたステージの動画が公開されたのは2018年の8月。2年越しにダンス動画公開されたらオタクがただならぬ何かを察知するのは言うまでもない。
 
 
歴代の初週最多再生記録も達成し、Twitterではトレンド1位に!まさに、Youtubeのドリームステージ(CV.宮近海斗でした。めでたい〜!
 
 
最後の方にはトラジャ担だけでなく、ドラマの共演やツアーバックについた他グループの担当の方が協力してくださったり、トレンド入りをきっかけにトラジャを知り動画の反応をつぶやいてくれている方などもお見かけし、愛の循環を感じました。結局はLOVEでしょ…!
 
そして夢ハリミリオン達成した9月24日は、結成3000日で、Happy Groovyのミリオン達成からちょうど2年らしい。絶対運命(CV.川島如恵留じゃん。改めておめでとうございます!
 
 
私がトラジャを本格的に好きになって半年以上が経ち、最近ますますトラジャと夢ハリの勢いを感じています。乗るしかないこのビッグウェーブに…!ということで、激ヤバな曲「夢のHollywood」の紹介をしたいと思います!
 
(今年沼落ちした新規なら沼落ちブログが先だろう!という声が聞こえますが、あまりにもこの曲の持つ力が大きすぎる故、この曲に関する記事を独立させ、夢ハリミリオンのこのタイミングで取り急ぎ公開する運びとなりました。沼落ちその他愛の叫びブログはまた記事を改めたいと思います…たぶん…)
 
 
 
 
Travis Japanというグループについて】
 
Travis Japanジャニーズ事務所に所属する7人グループ(通称トラジャ)。
 
マイケル・ジャクソンの振付師、トラヴィス・ペイン氏がメンバー選抜に携わったことがグループ名に由来しており、シンクロダンスを強みとしています。
デビューはまだしていないもののオリジナル曲が数曲あり、単独コンサートや主演舞台も成功させています。
 
オースティン・マホーンのライブでバックについて踊ったり、サムライギタリストことMIYAVI氏とのコラボが放送されたりと、著名なアーティストととのコラボも行っています。
 
また、ジャニーズJr.初のソロコン開催や、「銀のさら」地上波CM放送、anan初表紙(重版決定)、突然ガンツスーツで表紙を飾ったヤングジャンプ発売など、あとやってないのはデビューだけ!(大口を叩くオタク)な今大注目なグループです。
 
 
 
 
【この曲を巡るメンバー変遷およびストーリーがスゴイ】
 
そんなトラジャの初めてのオリジナル曲がこの「夢のHollywood」。
この曲は、2017年8月のサマステにて初披露されました。
 
当時は、現在のメンバーの松田元太くん・松倉海斗くん(通称松松コンビ)が加入する前のメンバー構成の7人の時代でした。
 
この初披露後の翌月から、他のグループを掛け持ちしていたメンバー(森田美勇人くん)はもう一方のグループに専念したため、少年倶楽部での初披露は6人でした。
 
そして同年のその後、梶山朝日くんが事実上の脱退(当時のジャニーズJr.は大々的に脱退します!という発表はなかったと思われます)
 
宮近海斗くん、中村海人くん、七五三掛龍也くん、川島如恵留くん、吉澤閑也くんの5人の時代を経て、2017年11月18日、『お台場 踊り場 土日の遊び場』最終公演にて松松コンビの正式加入が発表。現在の7人のメンバー構成に至ります。
 
 
(初めてのオリ曲夢のHollywoodをもらう前までにもメンバー変遷が様々あり、波乱万丈あったグループだと伺い知れます。あくまで夢ハリにフォーカスを当てているこの記事では泣く泣く割愛します。ググって 泣)
 
 
そして、2018年3月26日に横浜アリーナで行われた「ジャニーズJr.祭り2018」単独LIVE in 横浜アリーナのアンコールにて夢のHollywoodの2番が初披露されます。
 
その動画がこちら▼ (ぜひ字幕オンでご覧ください)
 
 
(サムネがカッコ良すぎるだろ…)
 
 
2番が歌われた瞬間に歓声が沸き起こっているのがわかります。
ここで注目なのが歌割です。
ダンス動画でお気づきの方もいらっしゃると思いますが、1番には松松の歌割がありません。

そう、松松の歌割は2番で初めて登場します。
 
 
松松加入前のトラジャを1幕、松松加入後の現体制を2幕とし、1番にはなかった松松が初めて歌う歌詞が
 
俺たちの2幕 Life is Musical
 
脱退していったメンバーの1番の歌割をそっくりそのまま松松に受け継いだわけではなく、朝日くんのソロ(憧れの街~)は宮近くんに、ダンスの見せどころ(始めたいね~)は閑也くんに、中村くんと朝日くんのユニゾン(明日はない覚悟して~)は中村くんのソロになりました。
 
 
失われたものは戻ってこないということ、脱退していったメンバーに変わりはいないということ、そして松松は旧メンバーの補填ではなく新しい物語を作っていく存在であるということがこの歌割と歌詞に表されていると受け取れます。
 
 
特に、
 
過去と別れを告げて 今ここでショーをして
明日はない覚悟して今日を生きよう
 
の歌詞。中村海人くんの約束されたソロパートです。
元々はシンメだった朝日くんと2人だったパートを、今は一人で歌っています。
 
 
先述したとおり、トラジャはメンバー変遷が紆余曲折あり、オリジナルメンバー5人は5人ともシンメ*1を失っています。
 
そんなメンバーが、松松という絶対に引き裂けないシンメを迎え、踊り続けている。
 
メンバーの脱退や他のグループのデビューを見送ったトラジャを想うとここの歌詞がより一層味わい深く聞こえるのです……
 
 
 
明日はない、明日はない覚悟して今日を生きているのに、それでも輝く未来を「ここ」で見つけようとしている。「ここ」=憧れの街、夢のHollywoodで…。
 
 
 
Hollywoodの風の音が聞こえてきませんか……?
(実際に間奏部分で聞こえるので、ぜひ耳を澄ましてみてください)
 
 
 
 
 
Travis Japanの原点にして到達点の曲が、「夢のHollywood」なのです。
 
 
 
 
 
【ダンスがすごい】
 
さて、夢ハリの壮大さに大の字になった体を起こしまして、ダンスの凄さに触れていきたいと思います。
 
 
初めて夢ハリの動画を見たとき、このステージで歌って踊ることが楽しくてたまらないと言わんばかりの、生き生きとした表情がとても印象的でした。
 
 
そしてツンプルにダンスが上手い
 
 
パフォーマンスとしてのダンスと、メンバーが持ち合わせているスキル、その両方の意味で「揃ってる」んです。
 
ジャニーズの中でもダンスが上手いなと思う人は見かけますが、グループで揃えるというより個性を尊重したものが多く(結果的にかもしれませんが)、ここまで揃っているグループはなかなかいないと思います。
 
 
特に夢ハリは群舞のような揃った踊りの中にも、個性が死なずに場面場面で「個」が光っている。ダンス動画ではそれがよくわかります。
 
 
(同じ振りの中にもそれぞれ個性が出ていて、アクセントやニュアンスなど表現が若干違っていても「それに合わせたほうがもっと良くない?」という瞬間があり、それを「別解」と呼んでいます)
 
 
シンクロダンスをする中でも個性を殺さずに「このレベルまで揃えたら綺麗に見える」というラインを、彼らは理解しているのではないかと思います。
 
「ジャニーズ」と「シンクロ」を両立させるのはなかなか難しいはず。すごい。
 
 
トラジャがハロオタやヅカオタやケーポオタに刺さるのも頷けます。
 
 
ショーやレビューを彷彿とさせる華やかなタップダンスやステッキづかい、ハウスダンスを取り入れた素早いステップ(ハウスダンスの基本的なステップは、サルサカポエィラ、バレエやアフリカンなどがミックスされて作られたといわれます。ダンスに詳しくないのでググりました。)が、古き良きジャニーズっぽさもあり、新しさもあり。
 
 
パフォーマンスの度に、間奏のタップダンスのパートで宮近くんから「みんなも一緒に!」という煽りがあり、トラジャ担は毎回冷や汗をかいています。できねぇよ…
 
 
今回のダンス動画でも「この振り方を覚えて踊ってくださ〜い!」と宮近くんに大声で煽られて震えが止まりません。ダンス動画を出されてしまった以上踊れるようになるしかない…
 
 
とにかく、トラジャの夢ハリのダンスは見所が多く、先日夢ハリ担(夢ハリを過剰に愛する単曲オタク)と相席食堂(気になったポイントで一時停止してあーだーこーだ言うやつ)をしながらダンス動画を見たら平気で2時間が経ってました。楽しいのでやってみてください。(トラジャもこんなに凝視されるとは思ってなかったろう…。)
 
 
 
 
【最後に】
 
見応えのある華やかなダンス、お洒落で聴いていてワクワクするサウンド、行ったことはないのにハリウッドの風や夜のネオンを感じる曲調や歌詞。夢のHollywoodは他のどの曲にもない世界観で引き込まれます。
 
 
誰かを応援する曲はごまんとあれど、自分たちの夢をここまで力強く歌う曲はなかなか思い浮かびません。
 
 
まだ音源化はされていませんが、いつかCDで聴けるようになる日は必ずやってきます(言霊)
 
 
Travis Japanの歴史と未来が詰まったこの曲とともに夢のHollywoodを目指すTravis Japanを応援していきたいと思います。
 
 
 
 
 
そして!!!!!!!
 
 
 
 
 
 
そんなTravis Japanの単独ライブ『Travis Japan LIVE 2020 ENTER 1234567 (エンターセブン)』の生配信があります!!!!!
 
日程:2020年9月26日(土)17:30~
   9月27日(日)14:00~/17:30~
 
 
夢ハリの他にも魅力的なステージであることは間違いなしです!!!
このライブでもパフォーマンスするであろう夢Hollywoodで一緒にタップ踊りませんか???
 
 
\さーんせーーーーーい!!!!!!!/
 
 
 

 

*1:ステージの立ち位置が左右対称であるメンバー2人。本当に仲のいい2人、事務所に推される2人、歌がうまくて組まされる2人など形態は様々だが運命共同体であることに他ならない

女神に会えた日の話

先日、あまりにも魔法的なことが起こったのでブログを書きたいと思います。

 

はてブロというブログの猛者みたいな人がわんさか潜伏しているであろう界隈で自分の書いた文章を送り出すということに震え上がるし、ただでさえ推しに会える現場ともなると語彙も記憶も消え去ってしまうのでろくな文章がかけるか甚だ心配なのだがとりあえず書く)

 

前置きがながくなりましたが、先日私は女神に会いました。満島ひかり(敬称略)のことです。

 

行ったのはこのイベント

www.ningyoniaeruhi.com

 

 

ご存知の人もいるかもしれませんがわたくし、満島ひかりファンでして、呼称が常にフルネームになっているくらいそれはもうとてもとても好きなのです(推しをフルネームで呼びがちなヲタクis私)。

 

 

ツイッターで見かけた瞬間秒でチケットを取りました。手が震えた。

もーう楽しみで楽しみで、前日にはラビリンスのMV見まくったし満島ひかりが100回見た言ってる「恋する惑星」100回見た。嘘、1回だけみた。フェイウォンめちゃくちゃかわいくて満島ひかりだった。(これだけでブログ一本かけそうだから感想は割愛する)


 そんなこんなでボルテージMAXで当日を迎えました。

 

会場に着き、番号順に入場だったので割と早く入れ、私が座ったのは、記者席のすぐ後ろの実質最前のほぼど真ん中。距離感…ヤバイ…

 

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伝わります?この距離感。ざっとふなっしー3体分くらい?

 

去年の春空虹の武道館ライブではスタンド(しかも小沢健二側)だったのでそれなりに距離があったのに…(小沢健二側だったのがイヤとかそういうんじゃないですよ…!)

体感3mの距離で見れるなんて…と手を震わせながら待ってたんですが、まずは映画の上映からでした。気が早すぎた。

 

プログラムはこんな感じ

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最初に上映されたのは、今日の主役、仲村颯悟(りゅうご)監督が13歳のころ(!)撮影した映画「やぎの冒険」。沖縄の田舎町ではヤギを食べる風習があって、街から引っ越してきた少年が抱く複雑な思いと、沖縄の日常の風景が描かれている作品で、13歳で撮ったとか関係なくおもしろかったです。

 

そして待ちに待ったトークショー!目の前に満島ひかりさま降臨!!!(泣きそう)

水色の花柄ワンピースに、黒いアウター、髪は編み込んでてかわいい。。

 

 

と、、足元を見るとコンバースを履いているではありませんか!!!

 

色と形的に、たぶんこれ

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水色ハイカット チャックテイラー。かかとのロゴ的に新作のカタカナテイラーではなく往年の70’sっぽい。かかとを凝視した。

 

 

コンバースといったら、あのお方ですよね。。。

 

 

 

 

 

 

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コンバースといったら小沢健二でしょ~~!

 

ショッカー兼ヒカラー(最近覚えた)の私、大歓喜!!!!

ありがとうございます!!!!

(コンバース履いてただけでこんだけ湧けるコスパのいいオタク)

 

↓イベントの概要やら写真やらをいい感じにまとめてくれてるサイトがありました✨

けど靴が絶妙に写ってない…><

spice.eplus.jp

(ちなみにこの“涙を流す客”は私のことです)

 

 

話をもどすと、仲村監督と満島ひかりさんは地元の中学が同じだそうで、仲村監督が大学を卒業するにあたって、いろんな方に感謝を伝えるためにこのイベントを開いたそう。それで、縁のあったひかりさんに出演をお願いしたところ駆けつけてくれたとのこと。


満島ひかりさんは事務所を独立してからというもの、自身のパーソナルなつながりを大事にしてお仕事をしています。本人の大事にしたい尺度でお仕事を選んでいることが、メディアに多く露出すること以上に嬉しいのです。呼び方ブレてきたけど気にしない。(2018/12/21のあさイチで独立後のことなど本人の言葉で語ってるのでどうにかこうにかぜひご覧ください!)

 

 

仲村監督とのトークでは、お二人とも沖縄弁のイントネーションで話しており、すごくリラックスした雰囲気。東京に上京したら海が黒くて驚いただとか、寝る前に海の波の動画の音を聞いて寝るだとか、沖縄の人にとって海はとても大きな存在なんだなと、内陸育ちの私はすこしうらやましくなりました。


だから、満島ひかりさんの言った「○○(地名)の海埋め立てられたの知ってる?水平線が見えなくなっててびっくりした!」ていう言葉が、それほど悲しそうなトーンではなく、それが逆にすごく切なかったです。

 

他にも、家族の話や、満島真之介さんの話などを聞けて、あっという間にトークショーが終わってしまいました。記者向けの撮影会ではカメラ越しに私がいるという構図だったので実質目があってガチ照れしました、、、

 

休憩をはさみ、2本目の映画の上映へ。次は「人魚に会える日。」という、仲村監督が大学生の時に撮った映画。

 

基地問題を扱っていて、高校生の女の子(ユメ)が主人公。基地建設で県民の意見が賛成と反対に二分されるも、ユメには大きな問題ではなかったが、あることから神の許しを乞う(=女の子を生贄にする)風習があることを知り、ユメは一つの答えを見つける、というストーリー。


ファンタジーでありつつゾゾっとするホラー要素もあり、青臭さと神秘性を感じる映画でした。Coccoさんも出演されていたのですが、まとってるオーラがすごくて…Coccoさんにしかできないわ、あれは、、

 オフィシャルサイトのCoccoさんのコメントもぜひよんでみてください映画「人魚に会える日。」オフィシャルサイト

 

監督が大学生のころ撮った映画ということで、沖縄の同世代の生の声が反映されているとのこと。


実際は「基地反対!」が全てではなくて、「米軍さんがいなくなったら寂しい」という声があったり、基地がなくなると職を失う住民もいると聞いたことがあります。


沖縄の学校は米軍の子どもも、ハーフの子も、話す言葉(方言)もさまざま。


子どもたちにとっては賛成・反対どちらかを明確にすることは誰かの存在を否定してしまうことになりかねなくて、すごく複雑な問題なんだということに気づかされました。


特に子どもは賛成・反対の「どちらでもない」なんじゃないかと。そんなふうに思います。


「賛成か反対かわからない」の“わからない”のなかには、いろんな想いが混じっていること。それくらい、日常の中に基地は存在していることを映画を通じて知りました。この映画を見るまでには考えようともしなかったなぁ。

(ここらへんの話、小沢健二の「うさぎ!」をちゃんと読んでたらもっと視座に富んだ考察ができたのに!!という気持ち)

 

偶然か必然か、ちょうどこの日は沖縄の基地建設に対する県民投票の日でした。(恥ずかしながら家に着いてから知りました。)


トークショーではその話に触れてなかったのも、またよかったなと思います。

 


トークショーで印象的だったのが、沖縄の好きなところを聞かれ、満島ひかりさんが「いろんな顔の人がいること。国も肌の色も言葉もたくさん混ざってて、いろんな考えの人がいて、答えがないところ。あと空が広いところ。」って言っていたこと。


“答えがない”という一つの答えを見つけたひかりさんと、映画の中の少女や少年たちとが重なりました。


独立して一人で活動をするなかで、「白いものも、横からのぞいたら灰色だったり、底からのぞいたら黒っぽかったり、けど上からのぞいたらやっぱり白だった、みたいなことがたくさんある」ともおっしゃっていて、“答えはない”あるいは“答えはたくさんある”ということを強く感じているのだな、と思いました……

 

 

………

 

 

……なんだかこの感じ、聞き覚えがあるぞ………

 

 

 

 

小沢健二三浦大知が銀座で話してた話だ!!!!

※ここからが本題です!(書き始めたらなかなかたどり着かなくて不安だった)

 

この、満島ひかりさんの“答えはない”話、小沢健二&三浦大知が銀座ゲリラライブで話してた“不確定要素や曖昧の中で揺れ動いている事の強さ、曖昧な時間があるからこそ自分の考えに辿り着くこと”の話を思い出して震えた。熱情がはねっかえるところだった。


小沢健二三浦大知の銀座ゲリラライブの動画に、そのトークも入ってます

Tokyo, Music & Us 2017-2018:小沢健二 & 三浦大知

 

あの日の銀座で目の前で三浦大知のパフォーマンスを見て目がハートになったのは言うまでもなく、この前の三浦大知の武道館ライブも(軽率に)行ってしまうほどなんだけれど、あれが春空虹ぶりの武道館だったのも因果を感じる。。

 

しかも、今日は三浦大知が「天皇陛下御在位三十年記念式典」で歌声の響きを歌唱する日であり(私の目の前にいる時間とおそらくほぼ同時刻)、その歌が沖縄の船出歌がもとになっているという…!(天皇陛下作詞・皇后さま作曲というパワーチューン!)。なんと“だんじょかれよし”!(誠にめでたいの意)

 

もう、いろんなことがつながりすぎて…ひっそりと泣いた……

そして去年の小沢健二小山田圭吾のすれ違いにもリンクしている気がしていて↓

 

武道館小沢(&満島ひかり)→原美術館小山田→銀座ゲリラ小沢(&三浦大知)→東京国際フォーラム小山田

 

という、奇跡みたいなことに巻き込んでくれた2018年、(他にも小山田さんの「来年はフリッパーズ30周年」発言とか国際フォーラムかぶりとかいろいろあったはず。もっというと、2017年のフジロック小沢健二小山田圭吾満島ひかり被ってる…)“古い友”である二人がこうやって交差してたことが重なって。何この完璧な絵に似た構図。

 

フリッパーズギターが転生して三浦大知満島ひかりになったの??なのに同じ時代を生きてるのすごすぎない????

 

愛すべき生まれて育ってくサークル君や僕をつないでる緩やかな止まらない法則(ルール)~~~(号泣)

 

 

という混乱にも似た興奮で、イベントが終わってもしばらく会場を出られませんでした……出待ちどころじゃねえ。

 

 

あの日は間違いなく神様を信じる強さをもらった、そんな日でした。終始手が震えていた…

 

「女神に会えた日。」、誰か映画化してください。主題歌小沢健二で。